社労士と電験三種は共に1000時間の勉強時間
社労士と電験三種は1000時間の勉強時間で取得できると言われている。
そこで人生の貴重な時間である1000時間を費やす価値があるのかという問題になる。
よって、この二つの資格を理解してどのような人が受験すべきかを判断する必要がある。
社労士が役に立つ人
社労士が役に立つ人は人事・労務または年金相談等を現役で使うまたは老後に使い人だろう。
まずはこの資格は現職で効果を発揮しやすいものだということを前提に話します。
社労士は登録区分に『開業』、『社会保険労務士法人の社員』、『勤務』、『その他』とあり他の士業にはないものがあり、独立開業以外の選択がある珍しいものです。
すなわち会社で勤務をしながら、社労士に近い人事・総務の仕事ができる人がこの資格を取得することで経験値を積みつつ、退職後にも活躍することができる。
現職中には衛生管理者を取得し、選任されて衛生委員会で業務を行うことも経験になる。
電験三種が役に立つ人
電験三種は電気の技術職です。多くの職業の中では関係性が低く、先ほどの社労士と比較すると知らない人は多いと思われます。
しかし、電気の専門職である以上、需要は高く、取得することで年収が比較的高い企業に勤めることが可能になるものです。
社労士は独立開業以外の道もあるといいましたが、人事・労務部署での経験が必要になってきます。社労士を取得したから人事・労務部署に必ず行けるものでもないです。
それに比べ電験三種は必置資格です。
5万ボルト以下の受電設備があるビル等で必要です。
運転士としてはどちらの資格が良いか
私は電車の運転士にあるため、電気や機械について勉強をして来た経験があり、電験三種を取得するほうがいいと思っています。
二つの資格の有用性ですが、
社労士は今後の社会保険の変化、特に年金についての不安が増大しそうです。
コロナ禍での助成金業務など活躍したと思います。
しかし、士業の活躍の導入の相談業務がchatGTPなどのAIになってくると退職後に役に立てることは難しくなってくることが予想されます。
それに比べ、電験三種は必置資格であり、今後太陽光発電やデータセンターなど大量の電気を扱うところが増えてくるとチャンスが増えてくると思います。
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